社員によるGPTの作成数が30営業日で200を突破、管理職向けプロンプト研修を開始 ~全社レベルでの生成AIの利活用を強化し、AI活用推進の新たなステージへ~

2024.12.10

 地方を含む全国の志ある中堅・中小企業の成長支援をデジタルマーケティング領域で展開するソウルドアウト株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長CEO兼CCO:荒波 修、以下「ソウルドアウト」)は2024年10月21日にChatGPTの全社導入後(※1)、社員が独自に作成したGPTの数が30営業日で200を超えたことをお知らせいたします。また、AIの利活用を更に推進するため、管理職を対象としたプロンプト研修も2024年11月より開始いたしました。

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※画像は生成AIで作成
※1)プレスリリース「ソウルドアウトグループの共通AI基盤として、ChatGPTを全社員向けに導入」:https://www.sold-out.co.jp/news/topic_20241021


概要

ソウルドアウトグループは生成AIの利活用による生産性の向上と新たな価値創出を目指し、2024年10月21日にChatGPTの全社導入を決定いたしました。社員一人ひとりが自身の業務に生成AIを活用することを奨励した結果、12月2日時点で社員が独自に作成したGPTの数が200を超え、社内各所で業務の改善と効率化が加速しています。

GPTを有効に活用するためには、業務フローや課題を深く理解し、それをGPTに適切に反映させる能力が求められます。こうした中、生成AIの活用を推進する「Generation AI growthプロジェクト」をはじめとする全社的な取り組みや、組織ごとの活動を通じて、活用促進が進められてきました。全社約600人が集まるグループ全社会議の場では、最新情報や社内での活用事例を共有する機会を設け、社員一人ひとりが生成AIを実践的に活用できるよう取り組みを進めてきました。その結果、全社導入から30営業日で200以上のGPTが作成されました。

200種類のGPTの中には、グループ商材を提案してくれるGPTや、ウェブサイトの改善提案をしてくれるGPTなど、これまで自社内で蓄積したノウハウを活用したものが多数含まれています。

また、社内におけるさらなる利活用を促進するため、管理職向けのプロンプト研修を新たに11月より開始しました。研修では、生成AIの知識や利用方法の習得にとどまらず、業務改善や効率化につながる具体的なアウトプットの創出を目指し、組織内での実践的かつ効果的な活用法を検討・推進していきます。研修後は、各管理職が生成AI活用の知見を全社横断的に共有し、全社レベルでの生成AIの利活用を強化していく予定です。

引き続き社内での生成AI活用を推進し、蓄積したノウハウを地方、中堅・中小企業の皆さまへ共有することで、企業の皆さまの生産性向上に寄与することを目指し、取り組みを進めてまいります。


社内で作成されたGPTの例(下記画像参照)

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  • SOGのグループ商材を提案してくれる営業(社内のグループ商材について質問に回答するGPT)
  • ウェブサイトDr. (ウェブサイトの改善提案をしてくれるGPT)
  • 社内ポータル Mikke GPT版(社内のオフィス情報、組織図の階層案内をしてくれるGPT)
  • 決算分析(決算説明資料を分析してくれるGPT)
  • あなたの近くにあるグルメをチョイス(おすすめの飲食店をピックアップするGPT)
     

管理職向け生成AI研修の概要

  • 期間:2024年11月~2025年3月
  • 回数:計5回+事前学習
  • 講義概要:
    • 生成AIに関する基本知識・最新知識のインプット
    • GPT、Difyの基礎知識・利用方法
    • 組織内における生成AI活用の進め方
    • 自本部における業務の効率化/自動化のための実装ワークショップ

Generation AI growthプロジェクト責任者 菊地秀敏コメント

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生成AIの活用が進み、現場での積極的なGPT開発や管理職向けプロンプト研修が開始されました。組織運営への応用を議論しつつ、迅速かつ高品質なサービスを多くのお客様に提供するため、引き続き社員一丸となって取り組んでいます。
 

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