――本日は、新潟営業所の立ち上げのお話を中心に、お2人に対談形式でお話をしていただければと思います。まずは葛谷さんがソウルドアウトに入ったきっかけなどをお伺いできればと思うのですが。
荻原:葛谷はオプトの2009年新卒だよね。最初に聞きたいのは、そもそもなんでオプトに入ろうと思ったの?
葛谷:大学の先輩でネット広告会社に行った人が多くて。話を聞いて、面白そうだなと思ったんです。3つくらいあった大きな広告会社の中で、オプトが一番土臭くて硬派っぽいって感じで。
荻原:土臭い・・・なるほどね(笑)
葛谷:そうです。当時オフィスも大手町だったので。硬派っぽいイメージじゃないですか。
――オプトでは何を?
葛谷:最初の1か月はリスティング広告の運用部署に配属で、その後は営業部に行きました。最初の1か月は何をやっているのか、全然わからなくて。
荻原:1ヶ月間も(笑)まーそういうものなのかもね。
葛谷:「1ヶ月、リスティングの運用を学んだのですが、何が起こってるのかわからないので、まずお客さんと会話したいです」っていうのを、人事にプレゼンして。そして、営業部に配属されました。
荻原:そうなのね。
葛谷: 配属されたのは、当時は社内で“多業種担当“って呼ばれるほど、幅広い業種を担当する部署でした。部長は細井さん(現株式会社グロウスギア代表取締役社長)です。
荻原:そう。その部署が、ソウルドアウトの前身になった部署だからね。「ソウルドアウトをやる」っていったら、メンバーは大体きてくれたね。
葛谷:そのころは新卒一年目だったので配属の選択肢はなかったですが、新会社を設立するというメッセージに心を躍らせたのをいまでも覚えてます。新しいことにチャレンジするっていうワクワク感には、やっぱり引っ張られました。オフィスも別のところになって、全く新しい環境になりましたね。
――ソウルドアウトでも営業ですか?
葛谷:そうです。取締役の山家さんと一緒にテレアポで新規の取引先の開拓を率先してやってました。みなさん、オプトや、前の担当部署から引き継いだ案件で必死だったので、新しいことができるのが山家さんか僕くらいしかおらず。その際に、お客様に提案する際に必要なマーケティング、LTVとかターゲティングというものを勉強させてもらいました。この期間に学ばせて頂いたことが今でも相当役に立ってます。
――確かに、取締役とガッツリ仕事できるタイミングってあまりないですからね
葛谷:その頃に取引きが生まれたお客様は上場したり、すごく大きくなったり。とても貴重な体験ができたかな、と。ちなみにその上場した会社は最初の広告予算は5万でしたね…。
荻原:そうだよね、5万円から始まるってことも多いよね。
葛谷:でも広告費用がWebにシフトしていないだけで、Webをやらなければならないという本気度が伝わったので、みるみるうちに取引先の売上も上がりました。ピークで、年間の広告予算は5,000万くらいまで成長しました。
荻原:素晴らしい。そういう伸びる会社でも、予算5万円の時に支援できる広告会社って、なかなかないと思うんだ。